出来ることと出来ない事がある

海外旅行を楽しもうとしても、楽しくなる前にトラブルに巻き込まれてしまい、旅行どころではなくなってしまったという経験をした人もいるはず。なるべくなら問題に呈するのだけは避けたい、だからこそ事前準備と知識を備えておく必要があるわけだが、そうもいかない事例もある。例えば近年のエジプトなどに見られる爆破テロといった突発的な事件が発生した時などだ。外務省が告知している治安の良い地域として提示された場所へ行くとしても、そうした場所でテロリストたちの狂気が観光客を蹂躙する事も起こるようになっている。こういう場合に限っては必ずしも自己責任、なんて例は当てはまらないでしょう。それなら日本でも歩いていたら通り魔に刺されて意識不明の重体になった、それは本人が人気のない場所を歩いていたからだとして自己責任だ、などと言っているようなものだ。

犯罪に巻き込まれたくないのはみんなそうです、そうでなくてももし何かしら困った事態になったら誰かに相談する必要があります。現地の人と会話出来るだけの語学力を持っていればいいですが、そこまでではない人は対応するだけで四苦八苦します。海外旅行を楽しくする、それは手段として準備をしていれば万全というものではなく、突発的に発生した事件までカバーできるほど万全ではない。ただこの時の対応や態度が露骨に違いすぎていると、付き添っていた相方などから幻滅されかねないと言われている。

外国で困った事態になったら訪ねておきたい所として挙げられるのは、真っ先に思いつくのは『日本大使館』の存在だ。困ったときに駆けつけて対処してくれる存在ですが、色々調べてみるとあまり評判がないとも言われています。

日本大使館の悪評

日本大使館、場所こそ知っていますが筆者自身はこれまでの人生では一度も足を運んだことはない。海外も20年近く足を運んでいない上、危険なところへ足を運ぼうという試みを両親がしなかったのも幸いして、平々凡々ながら楽しい旅行を満喫していたことだけしか記憶にありません。そのためいざ悪評がある、と言われると実感が無いのですが調べていくと不平不満というには罵詈雑言といった具合に文句を述べている人が多い印象が見られます。

意見をまとめて見ると、

といったものが見られる。最後の方で何故かアメリカ大使館が挙げられている。日本人がアメリカ大使館へ行くとは中々奇っ怪な気がしなくもないが、あくまで経験した人たちの意見が総意となっているくらいだ。

日本大使館は日本人のために何もしてくれない、テロ事件などが起こったとしてもほったらかしで助けもしないという。ここまで来ると正直どこまで信じて良いのか、という話になってきます。それというのも、いくら大使館だからとはいっても出来ることと出来ないことはある。大使館は警察といった捜査機関でもなければ、裁判所のような司法機関ではない。あくまで現地における在留日本人を『サポートする』事が役割となっている。

大使館の仕事

そもそも大使館という場所がどんな仕事を請け負っているところなのかと言うと、これは先に話したような自国民をサポートすることの他、大使館のある国での情報収集や自国に関する情報を告知するなどの文化的活動なども含まれています。旅行者に関係している事といえば、旅先でパスポートなどを紛失した際の再発行手続きや更新といったものだ。

援助するサービスの中には自国民の保護も含まれています。それこそ戦争ないし紛争、あるいはテロ事件などの自国民が危機に陥った際に救出するよう働きかけるのも彼らの仕事だ。それでも助けてくれないというが、かつてと現在では意味が異なってくるとするため何とも言えないところです。

これを見ればわかると思いますが、大使館として出来ることというのは、『自国民のサポート』という点に留まる。不測の事態の折には大使館で保護、といった事もありえるでしょうが、それ以上となったら助けようがないのが現実です。ならばどうすれば良いのかというと、基本的に自分で何とか解決するしかないのだ。

逮捕された場合についてはまた別

ただ大使館が全力で助けてくれるケースもあります。それは滞在している国で誤認逮捕された時などがあげられる。実際に犯罪を行っていたなら話は別ですが、もし無実の罪を着せられているというなら誤解であるというサポートを行ってくれます。単純に自国への評判を貶める訳にはいかないという思惑が絡んでいるのでしょうが、助けてくれるならまだ良いほうでしょう。

人によりけり

評判は色々聞かれますが、これも結局担当してくれた人によって変わってくると思います。過去、日本大使館で経験した苦い思い出がある人はそういう人に出くわしてしまったと、運がなかったと言える。ですが旅行者ないし在留している人たちにしても大使館ならばそれくらいして当然だろうという、何でも屋代わりにしているのではないかという感も見えなくない。

そうではない、海外旅行を楽しむ旅行者であれば困ったら大使館へ駆け込み、今後どうしたら良いかを相談するくらいにしておきましょう。