聞き慣れないけど、世界では当たり前らしい

動物を飛行機に搭乗させる、共に連れ添った生活を続けて長い時間過ごしてきた筆者にしたら、連れていけるなら連れて行ってもいいかなぁ、なんて結論には至らない。フライト時間が長ければ長いほど、愛犬ないし愛猫は悲鳴を上げる。それは動物病院へ連れて行かれ、ただならぬ雰囲気からケージの中で慟哭を髣髴とさせる叫びを上げたかと思えば、診察室に行けば断末魔を上げながら逃げまわるくらい、嫌なはずだ。

それが分かっているから、無理に貨物として乗せて旅行をしようという発想にはならない。一人暮らしをしている人は旅行時に連れていかないと誰も面倒を見てくれる人がいない、そういう切実な問題も人によってはあるかもしれません。犬や猫を連れて旅に出る、その結果充実した旅行期間を過ごして言葉通り、楽しかったとなればそれ以上に越したことはないでしょう。やはり楽しいに越したことはない、動物が楽しいかは別だが。

さて、動物といえば犬や猫などいますが、動物と言っても飛行機に連れ込める動物の種類は限られている。それこそライオンや虎といったワシントン条約に抵触しているような種は、そもそも輸出入を厳しく制限しているため、そもそも一緒に連れ立つことも出来ない。これでもし旅行者の中に猫と偽って小型のライオンや虎だったりしたら、それはそれで別問題に発展してしまう。検査を入念にするのは、そういう意味もあるからなのかもしれません。

基本的には犬や猫ですが、航空会社によっては貨物室ではなく鳥を連れ込めるケースもある。もちろん鳥と言っても種類は限られていますが、ある航空会社では鳥は鳥でも空の王者を飛行機の中に連れ込めるというのだ。

鷹をペットにする国

中東圏で利用されているカタール航空、というエアラインがあります。この航空会社が規定する動物、機内に持ち込める動物の種類として介助犬と『鷹』であれば一緒に同行できると言われている。それ以外の動物は全て貨物室行きらしいが、少し待って欲しい。鷹、とはあの鷹のことだ。鷲よりも少し身体は小さめだが、それでも空の王者としてその名を馳せている鳥類の中では最上位に位置している存在の鳥のことです。

何故鷹は良いのか、その理由が気になるところ。これはカタールを始めとしたアラブ首長国連邦の中で鷹と人は昔から繋がっている、良きパートナーとしてその関係を現在まで続けているのです。日本でも鷹狩りといったものが嗜まれていた時代もあるくらい有名ですが、ペットとして飼育する人はいません。いたらいたでどうやって手なづけたんだと問いただしたくなりますが、中東圏では鷹をペットにするのがどうやら普通のようだ。

そのせいか、航空会社も鷹の搭乗を認める規定をしていますが、これにもいくらか条件が定められている。

カタール航空の条件となっていますが、流石に機内で鷹を連れた人があちこちいて、いつ飛び出すか、または近場にいる鷹達と喧嘩しないかといった不安が出てしまいます。だからこそ羽数を限定したのかもしれません。そもそも鷹=ペットという発想がない。それもいつかの時代において、鷹は人間の友達というより人間たちにとって貴重な食材と見られていたと知ったらアラブの人たちはどんな反応をするのでしょう。

所持しているのは庶民も多い、ただ

鷹を所持しているのは基本的に王族が多いとも言われている、現在でもアラブの国内では鷹狩りが盛んに行われていることからもペットとして見られている。何も王族だけでなく、一般の人でも鷹を飼っている人はいます。ただ一般人と言っても日本で言うところの一般人とは経済力が桁違いなので、比較するレベルではないのです。鷹を飼育する際に必要な食事もそうだが、その他諸々を用意するとお金は湯水のように流れてしまうようだ。

オマケに国内の人気が高いことから鷹によっては1羽につきなんと数千万円単位で取引が行われることもあるという。安くても数百円単位と言われていることからも、裕福の象徴と言って良い。

海外旅行を楽しむ上で

鷹と一緒に旅行して海外旅行を楽しむ、というのは少々奇抜すぎる。例としては犬や猫の方がしっくり来て、彼らとの交流を深めるためにも海外旅行へと連れだしていき、楽しく過ごすというのも手段の1つ。ですがその分だけ手続きは大変だということを踏まえて、自分に出来るかどうかを考えてから行おう。

日本でも着実に需要は増えている、海外旅行をするとき親しくもない友人と過ごすよりは愛ペット達と一緒に出かけた方がいい、そう思ったら後は行動あるのみだ。海外旅行を面白くする方法、それもまた色々な方法があるようだ。